2018/10/15

ブーム再来その3

映画は良いです。
いやはや本当に。『12モンキーズ』で台詞があったけど、観る時の自分によって感じ方が変わるってのが良い。
1回観たことある映画でも時を経てもう1度観ると全然感じ方が違う。
何度観ても良い。多分それが名作と呼ばれる映画なのかも知れませんね。

ちょっと前にブームがきたときにアカデミー賞常連のアレハンドロ・イニャリトウ監督縛りで映画鑑賞してたんですが、(『バードマンあるいは』『21g』『バベル』を観ました)
ぜんぜん理解できなくて。笑 
でもすごく心に残ったのです。
きっとまだわたしはイニャリトウ監督作品は早かったのかなと思いました。
今度『レヴェナンド』に挑戦してみよう、、、

映画は数珠つなぎに観ていくのも楽しい。
監督だったり俳優だったりテーマだったり。

先週は「精神疾患もの」で観てみました。←このテーマですでに見る人を選びますが。
とてもハマりました。


『ビューティフルマインド』
2001年度のアカデミー賞作品賞の映画です。
予備知識無しで観たのでとても楽しめました。
最初はスパイものかと思っていたら全然違う。
統合失調症の主人公と彼を支える妻のヒューマンドラマでした。
前半と後半がこんなに変わるもの珍しい。普通にだまされてしまった!
病気への理解もできるし、それをまわりの人たちが支える努力をしていて純粋に感動。
こういうのを求めていたんだ!
1950年代の全体的に茶色い感じのアメリカもステキです。
ラッセル・クロウは筋肉系だと思っていたけど、かなり演技派なんですね、見る目変わった。笑
入院してからの子犬のような目が切なくて、、、
(特に手首に埋められていたと思っていたチップがないと血まみれになって訴えているシーン)
どうしても妻に感情移入しちゃうんだけど子育てに仕事に大変なのに夫があんな状態じゃ発狂して鏡くらい割りますよネ…
最期のペンセレモニーのシーンは前半にきちんと伏線があったので自然と涙が出ちゃいます。
病気とともに生きることにした主人公の妄想との付き合い方も良いです。
妄想とわかってからも「今後も彼と話したいんだ」という台詞にもグッときました。
なんとなく、わかる。。。
どちらかというと空想癖はあるほうなので虚構とわかっていてもその世界に入っていたいのは、わかります。
これが実話だというのもすごい。ただ調べてから知ったけど、モデルになったジョン・ナッシュと妻は2015年に交通事故で亡くなってるそうです。ショック…。

『シャッターアイランド』
2010年の映画。マーティン・スコセッシ×レオナルド・ディカプリオという時点で当時のわたしは観ないでしょうねぇ。笑
結構面白かったけど、、、もともとこういう類いの映画が大好きなのでラストのオチが読めてしまったのがちょっとね。
伏線ちりばめすぎてどんでん返しを予測させてしまっている気さえします。
BGMのでかさもちょっとしつこくて、、、
世界観は好きだけど作り込まれ過ぎな感じはある。
サスペンス?の類いに入るのかな。最期は考えさせられる余韻のある終わり方でした。
ディカプリオじゃ無い方が良かったんじゃないかなぁ。
もっと覇気のない人のがオチが読めないというか…
ロボトミーを扱った映画では『カッコーの巣の上で』が有名でそれ以上の名作は生まれないんじゃないかなぁ。
これもたまたま1950年代の設定の話だったけど、ロボトミー手術が一番行われてた時代らしいですね。
医学の進歩って重要だな。

『12モンキーズ』
1996年の映画。この年代、世紀末モノが多く作られた時代。日本ではオウム真理教の事件があったりで細菌兵器で世界滅亡もあり得る話だった。
精神疾患というよりは、未来から送られてきた主人公が精神疾患扱いされて精神病院に入院させられちゃうんだけど、なんといってもマジキチ役のブラッド・ピットが最高すぎる…。
ブラピ観るだけでも楽しめる映画です。
内容はタイムリープ系の映画の中でもかなり面白い方だと思います。
真犯人がいるんだけど、もはやそんなのどうでも良い。笑
美術センスと音楽センスも良いです。ブルース・ウィルス(主人公)が未来へ帰ってきた時にベッドに寝かせられているんだけど、なぜか明らかに子供用毛布が掛けられていてそのシュールな絵柄のセンスの良さ、そしてエンディングが(劇中でも流れたけど)、ルイ・アームストロング。ブラピは最後存在薄くなってるけど、ずっと印象に残ります。
あの目のイカれた感じはどうやって習得したんだ、、、笑
もとがかっこいいから間が持つけど、本当の3枚目俳優がやったらもうその役しかできないくらい本気度が高いです。
おすすめです。

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