2015/08/22

久々、映画感想

夏休みも終盤ですね…

と言っても私は育休中でほぼ毎日家にいるから関係ないです。

最近は本当に胸が苦しくなるニュースばかり。
終戦から70年と言っても、戦争はやはりなくならないです。
先週の情熱大陸で谷川俊太郎が
「戦争はなくならないものとして子どもたちに教えた方がいい。戦争はあるものとして、どうしていくか」
と言っていたのが印象的でした。
そうやって、考えないと希望が持てないですね。
今の子どもたちに「戦争はいけない!」だけ教えても、世界の大きな流れには逆らえないと思うのです。

あと、佐野研二郎氏のエンブレム問題。
一応同じ大学の同じ学科の先輩です。やってること全然違うけど。汗
私は広告デザインの授業とってなかったから…
でも、基礎は同じことを学んでいて、美術が好きで、デザインが大好きで、相当な努力をして今の地位を得た方だと思っています。
パクリだとか言われているけど、私はあの会見の言葉だけを信じています。
むしろなんでみんな信じないのだろう?
制作プロセスから提示してコンセプト動画もすごく理にかなってるし、そもそもよく見れば全然違うじゃない。

それから素人が自分でエンブレム作ってTwitterとかで発表してるでしょ。
賞賛されてるとか言ってるけど、はっきり言ってダサい…
日本のデザインリテラシーの無さを痛感しますね。
なんというか、高校生が作ったシンボルマークみたい。
去年まで授業で作らせてた高校のシンボルマークの方がかっこいいのあったよ。笑

そんな感じで、ニュースを見れば嫌なことばかりなので、映画を見てます。
GYAO!で無料で見れるやつだけど。笑

1本目は、『ホテル・ルワンダ』
1994年のルワンダ紛争のノンフィクションです。
アフリカは本当に争いが絶えない。
この映画でも痛感したのが、「教育」の大切さ。
アフリカでは就学率が未だに低いので誤った民族意識がありすぎて、たった20年前の出来事なのにまだ大量虐殺なんてしてる。
しかも民兵の武器はナタ。それでも人口の10%が殺されてしまった。
主人公は教養があり、民族差別などしない、裕福な成功者。
でも、国連には見捨てられてしまいます。
「黒人」だから。裕福で教養もあるがゆえに、いつしか自分が黒人であることを忘れていた主人公。助けが来ないことで改めて自分が「黒人」という世界的に見て差別の対象とされていたことに気付きます。
なんて悲しいことか…。
それでも自分が支配人をするホテルに難民を匿い、救助を待ちます。
ラストまでハラハラでした。そして涙…。

2本目は『ひゃくはち』
今年の甲子園大会は20日に東海大相模が優勝して終わりましたね。
高校野球は大好きで毎年楽しみにしています。
プロ野球は全然わからないんだけど、高校野球は見ててきゅんきゅんします。
もう親の気持ちです。笑
この映画は、レギュラー入りできない2人の野球部員が主人公。
最後の夏、レギュラー入りをかけて猛烈なライバル争いをします。
でも、それは後半30分だけ。
それまでは控え部員の影の努力と、息抜と、おばかな男子高校生の日常です。
登場人物が全員いい人だから、最後まで安心して見られました。
彼らを見守る大人たちもいい味出してます。
レギュラーの部員も、先輩後輩関係もいい感じに描かれています。
ドラフト会見の裏側や鳴り物入りの1年生が入部などは、私立の強豪校ではあるあるなんだろうなぁ。
ラストの伏線回収も爽やかな涙を誘います。
あぁ良い映画だった…。

3本目は、『リンダリンダリンダ』
2004年、高校3年生。
ドンピシャ世代です。それだけでもう感情移入が容易い。
制服の着こなし、先生と生徒の関係、文化祭の準備、年上の彼氏がいる友だち、いつも1人でいる留学生、地方都市の高校生活。
ぜーんぶリアルに感じました。私が過ごした高校時代、よーくわかる。
軽音部ではなかったけど、文化祭の構成が同じだから、私も友だちの即席バンドを応援しに体育館に行ったな〜

この映画の主人公は4人。韓国からの留学生がボーカル(即席)、気の強いギター(代役)、音楽通の無口なベース、お人好しっぽい普通のドラム。
みんないい味出してる。いるいる、こういう子って感じ。
そういうなんとなくの積み重ねがとても心地いい。
色々内に秘めてるんだけど、狭い世界だからそれを出すことなく淡々と過ごすんだよね。
でも、なんか青春ぽいことしたくてしかたない。
特に自分からはしないけど。でも、それが青春だったんだな〜
今、高校時代を振り返るとそう思う。
私も4人組で仲良くて、部活に入ってなかったから放課後は学校の目の前にある駄菓子屋で300円分くらいのお菓子買って、ローカル線の終点まで定期で行ってホームから海をみるだけっていうプチ遠足をよくしたものです。
夏は田園の中を通るのがきれいなんです。でかい富士山のそば。単線で。

別に高校時代に戻りたいたいわけじゃないけど、楽しかったなぁ〜
そういう、楽しい部分だけを思い出させてくれる映画でした。

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