2010/09/26

秋刀魚の味

今日の夕飯は、さんまでした。
秋だねぇ。
大根おろしとゆずぽんで食べたらおいしかった。

そんな日に偶然にも小津安二郎監督の遺作、『秋刀魚の味』を観ました。

ストーリー的には、『晩春』と同じ。
娘が嫁に行く、ただそれだけの話です。

でも『晩春』とは似ても似つかぬ映画でしたね〜

だいぶコメディタッチになってました。
何度もフフフと笑ってしまった。

小津映画にはたま〜に「塩川さん」て人が出てくるんだけど、会話に出てくるだけでその人物自体は登場してくれません。
その他にも小津映画は同じ名字の役名が多い。

あと、戦後の映画になってくると、小津監督の思う太平洋戦争が感じ取れます。
「いやぁ、日本が負けて良かった」(『秋刀魚の味』)とか
「あんなんが兵隊だから日本は負けたのよっ!」(『早春』)とか
「戦争の時分の方が家族がいつも一緒にいて良かったですねぇ」(『彼岸花』)とか
兵隊で同じ班にいた人をすごく慕っていたり、一緒に兵隊に出た人と同窓会して酔っぱらって軍艦マーチを歌っていたり(多々)。

戦争を直接描かなくても、戦争が当時の人にどんな影響を与えたのか、強くなく、やんわりと伝わってきます。

『秋刀魚の味』の魅力は若かりし頃の岩下志麻でしょうね。
すんごいかわいい。
これが何十年後かには極道の妻になるなんて…

それにしても笠智衆は良いですね。
笠さんみたいなお父さんが良かったー><

小津安二郎はほんと、もっともっと若い人に知られるべきだと思います!!
黒沢明よりずっと良い!!!

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