2010/08/13

早春

『象のいない動物園』を見終わってもまだ家に帰りたくなかったので、私の定番、小津安二郎を観ました。

いやぁ、小津作品はまだ4本目の素人ですが、『早春』も素晴らしかったです!
小津安二郎が天才と言われたのは納得。

戦後のサラリーマンの生活と、日本が負った傷もちらつきつつの、普通の夫婦の倦怠期。

昔から男の人ってのは、そういうもんだったんだねぇ。
なんて酒を飲みながら話せそうです、小津安二郎と(笑)

奥さんの「あんなんが兵隊だったから日本は負けたのよ!」って台詞が良かった。
なんかねぇ、ほんとよくわかるんですよそういうこと言っちゃうの。

小津安二郎がどういうつもりでその台詞を入れたのかは知らないけど、奥さんの本心ではないんだろうね。
旦那が憎くて言ってるわけでもなくて、戦友の悪口を言ってるわけでもなくて、でも言いたくなっちゃうのさ。
まぁあんなことされたらねぇ。

とは言いつつ、不倫相手のキンギョの気持ちもすごーくわかるのですよ。
ビンタしちゃったりね。
やだやだわがままばっかり言っちゃったりね。

こういう映画が主流だった時代があったんだな〜

2時間半以上あったわけですが、ヘッドフォンで耳痛くなったんだけど、余裕でもう一回観てもいいですね。

ほんと良かった。



予告編動画は見つからなかった…
問題シーンだけですね。

何本か小津映画を観てるとほとんど出てる俳優さんが同じだから名前覚えてきた。

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