2010/08/27

日々勉強

図書館に通って小津安二郎漬けの日々…

これは身になっているのか疑問ですが、小津映画を観て、小津関連の文献を読む、、、

今まで漫画にハマったり、アニメにハマったりしたけど、ここへ来て昔の邦画にハマるとは。

大学時代に得たもので、求めていたものが集約されているような…
気がしてるだけなんだけどね。

しぶやんが教えてくれた、先日亡くなった今敏についての関係者の日記を読んで、これでいいのかなと思ってます。
というか、もう止まらないから熱が冷めるまでとことんハマってみようと思います。

今敏は23〜4歳のころ1日に2〜3本映画を観ていたそうな。
その時はただがむしゃらに観てすこしずつ何かを得ていて確信はなかったんだと思うけど、きっとそのおかげで自分の表現したいものを表現できる監督になったわけですね。

私にはどうやって表現することができるのだろう…
アニメーション?イラストレーション?漫画?実写…??

どれも1度は試したことはあるけれど、完全に納得したものはないかな。
アニメーションは作るのも楽しいし、自分にも合ってることは知ってるけど、ほんとに一人でやるものではないです。
このことについてはこの前きゃつとも話したんだけどね。
まぁとりあえず今はじたばたするしかないですね。
魔女の宅急便でウルスラも言っていたね。

吸収した分、出せたらいいんだけど。
まだ肝心のストーリーが全然浮かんでこないので今は何も動けないです。
それが浮かばない限り、表現方法は何にしろ、何にもできないので今は目の前にある仕事をこなしていくしかないです。
ありがたいことにイラストレーションの仕事をもらえてるわけだし。
(しかもかなり安定した)

たけくま先生がブログで書いていたけど、最近問題になってる、高齢者の戸籍問題…
たけくま先生のような独身者には人ごとではない問題のようです。
生涯独身だった小津安二郎は、名作をたくさん残しているのでそんな問題とは無縁だったわけです、、、というようなことが書いてあった。

思いがけないところで小津安二郎の名が出てきた。

きっかけは分からないけどこの熱はなんなんだろう。
デンマークで邦画に飢えていた反動なのかな…?

なにはともあれ小説以外の本をこんなに何冊も借りてしかもそれを全部読むなんてことは今までなかったから、すごい楽しい。
こんな形の楽しみが、十分できる時間があるのも、今、この状況だからこそなんだろうなぁ。

別に小津安二郎みたいな映画監督になりたいわけじゃない。
今はただ、小津安二郎っていう名監督がいた日本で育ったってことだけで嬉しい。
そしてすぐに映画を観れる状況であること。

小津映画にはたばこを吸うシーンと、酒を飲むシーンが何回も出てくる。
それは監督が愛煙家で、お酒が大好きだったらしいからみたいだけど。意外と単純(笑)
小津映画によく出てくる女優の原節子も大好き。
彼女も小津さんとよくお酒を飲んでいたそうで…。
昔の女優さんには珍しく、大柄でハリウッドの女優みたいだったんだって。
昔は女優さんていうのは一般人からしたら雲の上の存在で、プライベートなんてなかなかみれなかったらしい。
でも原節子は気取ったりしないで、お酒を飲んで、大声で笑っている人だったんだって。
小津さんが60歳でなくなってから女優を引退してしまったけど。
というエピソードは、同じく小津映画によく出る笠智衆のエッセイを読んで知りました。

家族で食卓を囲むシーンもよく出てくる。例えばお葬式の後とかね。
最近は毎日家族でちゃんと夕飯食べてるけど、こんな何気ないことが結構大切なんだろうなぁと思う。
思えば高校時代から予備校通って、大学は一人暮らしで、留学前は夜まで働いてたから、こうやって毎日夕飯を家族で食べることなんてほとんどなかったからなぁ。
うーむ。

私の一番好きな『東京物語』は、家族の崩壊を描いているのだけど、まさしくこれからの自分の周りでおきそうなことではある。
もしかしたらすでに起こっているのかもね。

おお。なんだかすごい長くなってしまった。
きっと小津熱が冷めるまでこんな感じで毎日毎日、日々勉強ですね。

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